Let's Start Skate.
スケートボードを始めよう

スケートボードって何から準備したらいいのか分からない、という方へ初めてのスケートボードの選び方などを解説します。

BACK
  1. ストリート&パーク
  2. サーフスケート
  3. クルージング
  1. デッキ
  2. トラック
  3. ウィール
  4. ベアリング
  1. コンプリート
  2. セットアップ
 

STEP 1:Skate Style

スケートボードにもダンスや音楽のようにプレイスタイルがあります。使う道具にも違いがありますので好きなスタイルをやんわりと決めておくと必要なものを探しやすいです。

 

Street &Park
ストリート&パーク


 

空中でスケートボードに回転をかけたり、手すりのような造形を使用するトリッキーなスタイル。2020東京オリンピックの正式種目に採用された。
 

Surf
サーフスケート


 

サーフィン陸トレを想定して設計されたサーフスケート。平地や緩やかな坂があれば効果的なターン練習を手軽に楽しむことができる。フィットネスとして筋力・体感・バランス感覚を楽しみながら強化できる。
 

Cruise
クルージング


 

トリックやターンを追求するのではなく、街を流す(クルージング)というスケボー本来の楽しさが詰まっている。ちょっとそこまでという時でも手軽さと高い安定性で魅力を発揮する。



 

STEP 2:Parts

スケートボードは部品単位で販売されていることが多いので、スケートボードがどんな部品で組み立てられてるのかをざっくり知っておきましょう。

 

Deck
デッキ


 

スケートボードの板をデッキと呼び、メイプル等の木材がプレス&カットされ1枚のデッキが完成する。良質なカナダメイプル材が100%使用されているデッキは10,000円〜13,000円ほどで販売されている。極端に安価なデッキは摩耗が激しく折れやすいものがあるので注意。デッキには前と後ろで向きがあり、前をノーズ、後ろをテールと呼ぶ。反りあがった部分が長く大きい方がノーズで小さい方がテールになっている。初めはみただけでは分かりにくいので後述するビスの色を変えておくという方法がある。
 

Trucks
トラック


 

スケートボードの車軸にあたるパーツをトラックと呼ぶ。ハンドルの役割を担う重要なパーツで、ブランドごとに重量・可動域・高さ(車高)に違いがある。8,000円〜12,000円ほどで販売されている。
 

Wheels
ウィール


 

スケートボードのタイヤに当たるパーツをウィールと呼ぶ。硬さ・形状・直径によって乗る場所を左右する重要なパーツ。5,000円〜7,000円ほどで販売されている。
 

Bearings
ベアリング


 

スケートボードのスピードを左右するベアリングというパーツ。ベアリングがなければウィールは回らないので注意。ブランドによって回転数・メンテナンス性に違いがある。価格帯は幅広く2,000円〜20,000円ほどで販売されている。




 

STEP 3:Get Your Board

スケートボードの基本的なことを抑えたら次は実際に自分に合った1本を探してみましょう。

 

Complete
コンプリート


 

まだ本気でやるか分からないという方におすすめなのがこちらの「コンプリート」。各ブランドからセッティング済のスケートボードが販売されているので、購入したらすぐに滑って遊ぶことができる。トラックやウィールなどのサイズを選ぶ必要はなく、デッキのサイズだけで購入できる。価格もリーズナブルで14,000円〜17,000円ぐらいで販売されてることが多い。

コンプリートを探す

 

Set-up
セットアップ


 

予算に余裕がある方はパーツを一つ一つ選んで自分好みのスケートボードを作るのもおすすめ。コンプリートタイプとの違いは、各パーツにつき専門のブランドによって製造されたアイテムで構成されているところ。そのためクオリティや長年のノウハウが詰まった一級品となり、特に初心者の上達の妨げとなる「スピードが乗らない」「重たい」「まっすぐ進まない」などの問題をあらかじめ解消できる。総額28,000円〜35,000円ぐらいになることが多い。
 

Size Chart
デッキサイズ表


 

デッキのサイズは画像のように幅を指すことが多く、インチ表記となっている。サイズ選びの目安として靴のサイズと照らし合わせてデッキのサイズを選ぶと良い。一般的に細いデッキは軽くてトリック練習に向いてる半面、安定性に欠けるとされ、太いデッキは重たく扱いやすさには欠けるものの安定性に優れるとされている。極端にサイズ感を外していなければどちらもすぐに慣れるので、初めの一本はお気に入りのデザインを気軽に選ぶのがおすすめ。

デッキを探す  

Trucks Size Chart
トラックサイズ表


 

トラックはデッキとだいたい同じ幅になるようにセッティングするのが基本で、幅が広すぎても狭すぎてもトラック本来の性能が損なわれてしまうのでご注意。各ブランドで寸法表記が異なっているので見間違えにも注意が必要。統一してくれないかなぁ・・・笑

トラックを探す  

Wheel Hardness Chart
ウィール硬さ表


 

ウィールは硬さで乗り心地が大きく変わるので、パーツからセットアップでお考えの方は気を付けたいポイント。画像のように硬度は数値で表され、その数値が低くなれば柔らかくなり高くなれば硬くなる。ゆくゆくはトリックを練習してみたいという方は99a以上の硬いタイプを選ぶのがおすすめ。トリックではなくクルージングをメインでお考えの方は幅が広めのデッキに柔らかいソフトウィールのセッティングがおすすめ。
 

Wheel Size Chart
ウィールサイズ表


 

ウィールは直径が大きいほどスピードが速くなるが、その分重たくなるので繊細な動きが求められるトリック練習ではコントロールが難しくなる。対して小さいウィールはスピードの伸びは大きくないがコントロール性に優れる。トリック練習で一般的に使われているのは52mm〜53mm程度。

ウィールを探す  

Bearings
ベアリング


 

ベアリングは各ブランドからいろいろなデザインが販売されており、自分好みのカスタマイズを楽しむことができる。値段は2,000円〜20,000円程度と同じベアリングでも価格帯の幅がかなり広い。最低限3,000円以上のもので選ぶのがおすすめ。グレードの高いものは伸びがよくスムーズな滑り心地を楽しめるだけではなく、トリック練習時の激しい衝撃に対する耐久性も高い。安いものは衝撃に耐えられずベアリングの中のボールが飛び出して壊れるパターンが多い。

ベアリングを探す  

Hardware
ビス・ナット


 

デッキとトラックを繋ぐためのパーツ、ビスとナットがセットで売られている。うっかり忘れやすいので注意が必要。基本的には7/8inchの長さのもので問題ない。画像のように色付きのビスが入っているタイプのものもあり、それをつけておくとスケートボードの向き(テール・ノーズ)が一目でわかるので便利。価格は500円程度。

ビス・ナットを探す  

Grip Tape
グリップテープ


 

グリップテープやデッキテープと呼ばれるザラザラしたシート。基本的にデッキはこのグリップテープが付いていない状態で販売されているので忘れずに購入して自分で貼り付ける必要がある。貼り付けてデッキの形にカッターナイフで切り抜けばOK。黒い無地の印象が強いが、ワンポイントでデザインが入ったものも多くある。価格は1,000円〜2,000円程度。

グリップテープを探す  
 

STEP 4:Skate Shoes

スケーターだからこそ楽しめるスケートの醍醐味。忘れがちなスケートシューズもしっかりと準備しておきましょう。
 

 

Skate Shoes
スケートシューズ


 

スケートボード用に開発された靴はスケートシューズと呼ばれる。メッシュやキャンパスのような素材ではなく耐久性に優れたスエードやレザー、ヌバックが使用されることが多い。その他衝撃吸収性能が高いインソールが標準装備されている。現在は大手スポーツブランドも続々スケートボード業界に参入しているためNIKEのDUNKやAdidasのSUPER STAR、STAN SMITHといった不朽の名作がスケートボード用にアップデートされてきた。スケートシューズとして全く新しく開発されたモデルも多数ありスケーターだからこそ楽しめるファッショナブルなモデルの数々を楽しむことができる。価格は10,000円〜15,000円程度。

シューズを探す
 

STEP 5:Find Spots

「大阪 スケートパーク」「東京 スケボー 練習スポット」などで検索して滑れそうな場所も下調べしておきましょう。

 

Osaka
大阪


泉南LONG PARK


泉南ロングパークのスケートパークはビーチにあり開放的な雰囲気を楽しむことができる。スケートパークだけではなくカフェやグランピング、アスレチックにバスケコートなどのビーチカルチャーがギュッと詰まった魅力的なロングパークはご家族でのレジャースポットとしてもおすすめ。スケートパークは無料で利用できる。

  • 住所:大阪府泉南市りんくう南浜4ー201
  • 利用時間:日の出から日没まで
  • 料金:無料
  • ヘルメット着用義務:なし
  • 詳細:http://sennanlongpark.com/
 

タイガーラックスケートボードパーク長居


長居公園に新設されたタイガーラックスケートボードパーク。広大な面積のフラットエリアは初心者にも楽しみやすい。ナイター付きのパークとなっており24時間利用することができる。上級者が使用する大きいセクション(階段や手すりのこと)も見もの。初回は年間会員登録が必要で費用は500円。

 

Kyoto
京都


 

八幡市男山スケートパーク


八幡市内のレクリエーションセンター内に新設された公営スケートパーク。会員登録も含めて一年中無料で利用できる。日陰になる場所がないので暑い時期は対策が必要。セクションのサイズ感もバランスがいいので初心者でもそこそこ楽しむことができる。

  • 住所:京都府八幡市八幡大谷85-21
  • 利用時間:9時〜18時(10月〜4月:9時〜17時)
  • 料金:無料
  • ヘルメット着用義務:あり
  • 詳細:http://www.yawatataiikukan.jp/rec.htm

 

田辺公園スケートパーク


京田辺公園内にある無料で利用できるスケートパーク。フラットエリアが多く、またファミリー層も多く利用しているため初心者でも利用しやすい。会員登録なども不要なので自由に出入りして滑ることができる。